広島和牛とは

広島県で最も長く飼育された
黒毛和牛の牛肉を総じて
「広島和牛」と呼ぶんよ!

歴史

【広島牛】は、絶え間ない生産者たちの細心の配慮と情熱に加え、地域が一体となった計画的な育種によって磨き上げられたブランド牛です。広島県北部の穏やかな気候と広大な自然の中、ストレスの少ない環境で育つことで、適度な身の締まりと脂乗りが備わります。

特徴

「比婆牛」と「神石牛」の長所を併せ持つ「和牛のふるさと・広島」の逸品として、広く愛されています。
以下の基準を満たしたものが、広島牛特産化促進対策協議会により「広島牛」として認定されます。
  1. 最も長い期間、広島県内で飼養された、未経産牛と去勢牛であること。
  2. 黒毛和種肥育牛肉であって、(公社)日本食肉格付協会の公認格付員の格付検査により、肉質等級が4以上に格付され、対策協議会が認定した枝肉であること。

肉質・味わい

筋繊維が細かく無駄な脂肪が少ないのが特徴です。鮮やかな赤身に繊細な「サシ」が入り、和牛特有のコクと豊かな風味が溶け合う、まろやかで上品な味わいを持っています。噛むほどに広がる牛肉本来の旨みも魅力です。

歴史

現代和牛のルーツである広島和牛の歴史は、1556年の毛利元就による中国地方統一と、たたら製鉄の繁栄に始まります。製鉄の運搬で鍛えられた足腰と放牧環境が、のちの「蔓牛(系統牛)」の土台となりました。江戸後期には「岩倉蔓」が誕生し、明治から昭和にかけて「比婆牛」「神石牛」として全国に名を馳せます。
昭和2年の大正天皇御大葬では、その美しさと力強さから霊柩車を引く「奉引牛」に選ばれる快挙を成し遂げました。近年も「全国和牛能力共進会」で2大会連続日本一に輝くなど、その卓越した資質は健在です。元就公の中国地方統一から始まり、優秀な「蔓牛」の造成から歴史をつなぐ由緒ある「広島血統」を色濃く受け継いだブランドこそが【広島血統和牛「元就」】です。

特徴

歴史・伝統・実績を持つ広島和牛。
その血統を引き継ぎ、以下の3つの基準を満たしたものを「広島血統和牛 元就」として認定しています。
  1. 父または母が広島県血統を引き継いでいること。
  2. 一生を広島県内で育てられたこと。
  3. 肉質3等級以上、歩留まり等級がB以上であること。

肉質・味わい

肉質は、筋繊維が細かく、むだな脂肪が少ないことが特徴です。肉色は鮮紅色で小さな「サシ」が細かく入ることでやわらかな舌触りを生み出し、上品な脂肪の香りがとけあってまろやかさを醸し出します。また、噛めば噛むほど味を生む「コク」の深さが、伝統ある広島和牛本来のおいしさを教えてくれます。

歴史

広島県は江戸時代から和牛改良の先駆的役割を担い、特に大正時代に神石郡に設立された「広島県種畜場」で育成された神石郡の種雄牛血統は全国の礎となりました。昭和2年の大正天皇御大葬で霊柩車を引いた名牛「豊萬号」の優れた血統は、現代の【神石牛】へと受け継がれています。

特徴

神石高原町の澄んだ空気と清らかな水、寒冷な気候の中で丁寧に育てられる神石牛は、年間出荷量わずか400頭という希少さから「幻の和牛」と呼ばれます。
以下の基準を満たしたものが、神石牛振興協議会により「神石牛」として認定されます。
  1. 黒毛和種の去勢牛または未経産雌牛。
  2. 神石高原町で最長期間飼育された牛であること。
    ただし、「神石血統」(※)を有する場合は、神石高原町で生まれ、広島県内で最長期間飼育されている牛も対象とする。
  3. (社)日本食肉格付協会の定める牛枝肉取引規格の肉質等級3以上、歩留等級B以上であること。

肉質・味わい

肉質は筋繊維が細かく、赤身の旨みが際立つのが特徴。融点の低い脂肪が口の中でとろけ、焼くことでミルクのような甘みと芳醇な「和牛香」が華やかに立ち上がります。肉の甘み・旨み・香りが一体となり、深い感動を呼ぶ上質な味わいです。

歴史

江戸時代後期、遺伝学の概念もない時代、広島県の比和村に優秀な牛を計画的な交配で作出しようと発想した岩倉六右衛門がいました。彼が日本最古の蔓牛(系統牛)である「岩倉蔓」を作出したことが、日本の和牛改良の歴史の始まりとなり、その比婆血統を色濃く受け継ぎ、比婆・庄原地域で育てられたのが【比婆牛】です。

特徴

現在は限られた生産者により手間暇かけて育てられており、その希少性から「幻のブランド和牛」と称されています。
以下の基準を満たす和牛肉を、庄原市が「比婆牛」と認証します。
  1. その牛の父、母の父、母の母の父のいずれかが広島県種雄牛であること。
  2. 庄原市内で生まれ、広島県内で最終最長期間肥育されたこと。
  3. 肉質等級が3等級以上であること。
  4. 市が指定した県内のと畜場でと畜された黒毛和種の去勢牛または未経産牛であること。
  5. 庄原市長が発行した「比婆牛素牛認定書」を有していること。

肉質・味わい

赤身に豊富なミネラル、脂にはオレイン酸を多く含むのが特徴。脂の融点が低いため口溶けが良く、上質な脂と赤身本来の旨味が絶妙に調和した、唯一無二の美味しさを誇ります。

広島和牛のおいしい話題

和牛のオリンピックで
日本一&2連覇!

広島和牛は「和牛のオリンピック」と呼ばれる全国和牛能力共進会で第4回(昭和57年)・第5回(昭和62年)大会で2大会連続の全国制覇(日本一)を達成。翌年(昭和63年)には、農林水産祭で畜産業界最高の栄誉である天皇杯を受賞し、名実ともに日本一の和牛産地として名声を博しました。

米大統領もきっと
舌鼓を打ったはず!

2022年当時、アメリカ大統領ジョー・バイデン氏が訪日したとき、岸田文雄総理大臣が「神石牛フィレ肉のグリル」をふるまったことで話題になりました。きっと美味しく味わっていただけたのではないでしょうか。

和牛肉として中四国地方初
の「GI(ジーアイ)」登録!

令和元年9月9日、農林水産省より、地理的表示保護制度(GI)に「比婆牛」が広島県で初めて登録されました。和牛肉としては中四国地方初の登録となり、より一層、安心な地域ブランド牛としての高い信頼を得ることになりました。

轜車奉引という
栄誉に浴す!

神石牛の「豊神」「豊実」号は大正15年5月、皇太子殿下による本県行啓の際、福山城跡において台覧の栄に浴しました。大正15年12月2日、大正天皇が崩御され、昭和2年2月7日に御大葬の儀の挙行にあたり、広島牛4頭が異例(京都府丹波牛以外は初)の轜車奉引の御下命を賜る栄誉に浴しました。

2つのブランドの
いいとこどり!

「比婆牛」と「神石牛」、双方の優れたところを併せ持った【 広島牛 】。多くの生産者たちの豊かな愛情と情熱、絶え間ない努力から生まれたブランド牛です。【広島牛】として市場に出回るのは、日本食肉格付協会の肉質等級4以上に限定され、その品質が保証されています。長い歴史と伝統に支えられ、広島県北部のなだらかな山あいで、広大な牧場に豊富な山野草など、牛にストレスのない恵まれた環境が「上質」に磨きをかけています。

広島県の「高校牛児」
が日本一に輝く!

JA全農主催「第8回和牛甲子園」に、広島県から2校が参加。西条農業高校は、飼育への取り組みを発表する「取組評価部門」で優良賞、枝肉の品質を競う「枝肉評価部門」で優秀賞をW受賞し、その結果、総合評価部門で最優秀賞に選ばれました。将来を担う「高校牛児」たちの今後の活躍が楽しみです。


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